筑駒文化祭2020《彩雲》は11/30まで公開します。

ごあいさつ

学校長より

“Cloud with rainbow colors”

新型コロナウィルスの感染は相変わらず収まる様子を見せません。

これに対して本校も一学期は防戦一方でした。しかし今学期はそれを改め,攻めの姿勢に転ずることにしました。

相手を知り,己を知れば,コロナ恐れるに足らず! です。

手始めに第69回文化祭は,飛沫感染を低減する空間を構築し,

ともすれば易きに流れる消毒・防菌を徹底しながらの開催となります。

外部公開しないのも社会への蔓延を企むコロナへの対抗措置です。

本祭の会期中,駒場の空に彩雲の広がることがあれば,

それは今年度の学校生活仕上げに向かう筑駒生の前途に大いなる祝福を与えてくれるはずです。

生徒教職員そして保護者の皆様全員の思いが天に届きますように。

文化祭実行委員会委員長 藤沼 & 高校自治会長 深田より

-今の心境はいかがですか?

藤沼:楽しみと不安が半分半分というところです。

深田:今年は例年に比べて不安や焦燥感が一段と強い感じですね。

-今年苦労したことは?

藤沼:このようなご時世の中、感染症対策と仕事の進捗との折り合いが大変です。

深田:やはり、COVID-19の流行によりオンラインでの開催ということで全員新しいことへの挑戦をせざるを得なかったというところですかね。

藤沼:オンラインでの開催も文実の仕事ですからね。仕事に押しつぶされないか心配です。

-テーマは彩雲ですね。

藤沼:明るい感じで良いテーマだと思います。去年に続いて横文字でないのでわかりやすいんじゃないかな。

深田:生徒一人ひとり色とりどりの個性を全力でぶつけあい、筑駒というキャンバスに模様を描きだす、そんな文化祭にピッタリなテーマではないでしょうか?

-あなたの考える、文化祭に関わることの意義とは?

藤沼:生徒一人ひとりの個性を発揮できる一つの場だと思います。我々文実をはじめとしたサポートがつくので、生徒一人では普段できないようなところまで手を伸ばせるのではないでしょうか?」

深田:生徒自身が楽しみながら学べる場だと思います。毎年生徒自身がそれぞれ困難な事、新しい事に「挑戦」し、試行錯誤して様々な形態の作品を「創造」し、それぞれが所属するデコ、そして当日いらっしゃる来場者の方々に「貢献」する。ここまで筑駒の校風を反映している行事に関わることで、人間的に成長できるといったところですね。

-文化祭の楽しい時は?

深田:自分たちが一生懸命に作ってきたものを来場者の方々にみてもらうときですかね。人に見てもらえるだけでこの仕事をやってきて良かった、と思えるので。

藤沼:私は文実として働いている時ですね。文実という1つの集団が一体となって準備をしていると文実に入ってよかったと感じますね。

-最後に一言お願いします。

深田:今年はオンラインでの開催という筑駒文化祭の長い歴史の中でも挑戦の年であり、皆様には不便をおかけすることもあるとは思いますが、少しでも楽しんでいってほしいです。

藤沼:なにもオンラインでの開催が悪いというわけではありません。インターネットをよりよく活用することで去年までは存在しなかった生徒の新しい発想が加わり、より進化しています。

藤沼・深田:ぜひお楽しみください!